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  • 男子、三日会わざれば刮目すべし

    男子はあるとき急成長する、の意。

    裏を返すと、社会に出てから成長の余地がある。

    なぜこんな言い方をするかというと、企業で採用をしていた身の上、女子は学校というところを卒業した時点でわりとしっかりしている。人間らしい。統計を取ったわけではないけど、毎年新卒だけで千人単位の面接をしていたので、それほど偏ってはいないとは思う。ざっと平均して、の話ではあるけど。女子はやっぱり男子に比べると様々な面で苦労してきているのかも知れない。あるいは就活も含め、男子のようにぼんやりしてられないから自然と姿勢から違ってくるのかも知れない。男子は総じて…やめておこう。自分が大学を卒業したころなんて、果たして人間にすらなれていたか自信がない…。

    つまり、男子は娑婆に出た時点では何もないんだ。そこから成長せずに何がある?

    そういう意味で刮目せよ、があると思うけど、社会出てずっと成長するわけではないし、いつまでもこいつは…と馬鹿にされるタイプもいる。いつしかダメな奴で定着する。いつしか使いもんにならんとまで言われるようになる。でもしかしなのだ。そんな彼らが突き抜ける時がある。

    私自身、ニヤリとすることもあれば、私自身サジを投げたこともある。どちらでもいい。突き抜けることがあるんだ。

    いつまでも古いイメージで馬鹿にしていると箸にも棒にもと言われた彼らに抜かれているんだ。こんな痛快なことはない。

    だから、久しぶりに会った男子には先入観を持たず、よくよく観察せよ、と。

    ちなみに教育の仕事をしていて、いや専門的に教育の仕事をしていなくてもどんな仕事でも教育する場面はあろうから、そのどちらでも構わないのだけど、情熱を傾けて接した箸にも棒にもの彼らが「おかげで店長になれました」なんて言ってきたら、これに勝る喜びはないし、会社からの評価なんかよりずっと大事なことだよ。しかも誰でももらえるわけじゃないボーナスをもらえるわけ。まぁ、私もその時はそれなりに出世させて頂いていたから、ゴマをすることを覚えたのかも知れないし、偉くなった私に指導されたことがあると誇りに思ってくれたのかも知れない。

    いずれにしても当時は叱ったり叱られたりするばかりの関係だったのが、何年かの月日を経て、お互い立場も変わり、感謝し合えることがいいじゃないか。