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  • うつと「ごめん、むり」

    このサイトの大きなテーマのひとつと思っているんだけれど、なかなかどこから書き始めたらいいか少々悩む。よって、以前手書きで書き留めた、うつの人に役立ちそうな薬以外の症状緩和術をまずはUPしていこうかな、と。

    人間にはできることできないことがある。そりゃそうだ。でも、うつになるということは、おそらくその過程で、頑張ればできるけど相当な努力とか時間をかけないとできないことを「わかりました、やります」と請け負ってきたのではないか。

    頑張ればできる、がくせ者。

    で、頑張ってきた。でも、途中から頑張れているのか、限界を超えて”疲れた”とか”もう無理”っていう自覚症状が壊れてしまっているのかすらわからなくなって、実は神経が壊れてしまっている。それがうつになる直前とか直後の状態なんじゃないかと思う。

    ちょっと脱線するけど、うつがアドレナリンやセロトニンの分泌低下、枯渇やアドレナリンレセプターやセロトニンレセプターのダウンレギュレーション(減少や反応低下)を病態とする疾患なら、なぜそれらを定量化する検査方法が出てこないんだろう。大学の研究室レベルなら日常茶飯事だから、技術的な問題ではない。

    話を戻す。そんな無理が背景にあるのは誰も疑わないだろうから、自動的に心が弱いからじゃない。一応、これは言っておきたい。もし、弱さがあるとしたら、無理なことを断れないことかも知れないが、それを言い出したら、押し付けている側の罪を十分問うてからにして頂きたい。

    だから、まずは「ごめん、むり」と言えるようになる。つまり断れるようになるようになる。特にうつを発症した後はそれまでできたこともしんどいことが増える。なんなら”できます”も”できません”も言えないくらい神経が疲弊しているはず。

    「ごめん、むり」と言えるようになることがスタートだと思います。今はいい薬が増えました。発症しても比較的早期に一番底の状態を脱出できます(多少の賛否両論や個人差はちょっとここではいったん忘れて下さい)。お薬の力で少しでも浮上した時に「今の自分にはできないことがあります」と宣言してしまうことで、治療も進みやすくなり、のちのち本格的に社会復帰したしたときも無理しすぎず、気軽に「無理かなぁ」と言える自分作りをしておくことになります。

    このカテゴリーはそもそも文字を読むこともストレスな方が読む可能性も考えてなるべく短くします。あと、太字とかそこだけ読めばなんとなく大意は伝わるように工夫していきたいと思っています。

    もちろん、これひとつで解決するほど簡単じゃないです。でも、重いものが少し軽くなるテクニックのひとつだと思って。